ほんきっき

アスペルガー夫に悶絶する新妻のほんきにっき

アスペルガー男の嘘と秘密旅行

 彼と彼女と私の三角関係が

正式に泥沼に入っていった前回。

yukimimame.hatenablog.com

 

「もうすぐ彼女とは終わる」

というアスペ男の言葉を信じていた私。

それは結論から言うと

信じて大間違いだった。

 

「来月には終わるから」

という言葉を信じながら

結局彼が彼女と別れたのは

それから9ヶ月後だった。

 

その間、三角関係が

ずっと続くことになった。

 

彼は彼女と同棲していたが

私と付き合うようになってから

ほぼ彼は家に帰らなくなった。

 

彼は

「俺、自分の家を家出中〜」

といつも言っていた。

 

彼は私の家か

外に泊まりに行くかして

クレイジーな彼女と距離を置いていた。

 

でも彼女の攻防は激しく

決して諦めなかった。

 

 

彼女の攻撃内容は下記。

 

・彼に電話をかけまくる

・彼の内線電話にもかける

 (一緒の職場だったので)

・私に電話をかけまくる

・彼と私との3人ライングループを

 作成し恨みつらみを書き込む

・私にメールを送りまくる

 

 

こういった攻撃を受けつつ

対外的には彼は彼女とまだ

付き合っていることになっていた。

 

 

 

ある日彼の誕生日を会社で祝う

ことになりパーティーが開かれた。

そこで2人はカップルとして座り

皆に祝われながら2人仲よさそうに

帰っていった。

私はその様子を

胸がズキズキしながら眺めていた。

 

彼女は

「私が正式な彼女なの。わかったでしょ」

というような気持ちだったろうか。

 

 

私の中では

彼の気持ちは私に向いている

とわかっているので

気にしないようにしていた。

 

 

ただ、はっきりしない彼に

かなりイライラが積もっていた。

 

静かに傷つけられている

そんな気がしていた。

 

そうやってだんだん私の中に

彼との関係をこのまま続けるか

迷いが出てきた。

 

 

どうしてこんなに

待ち続けないといけないのか。

 

言っていたことと全然違う

彼ののらりくらり具合に

怒りが溜まっていた。

 

そんな彼に文句を言っても

「まー、もうちょっと待って」

と言い続けていた。

 

 

 

そんなある日、

信じられないことが起きた。

発狂して別れようと決意した

出来事だった。

 

 

 

彼は

「父親の体調が悪くなって

様子を見に実家に帰る」

と急に言い出した。

「一泊してくるね」と言い

私は素直に信じた。

 

そしてその夜遅く

彼に電話をしたが繋がらなかった。

 

その直後

彼からかけ直しの電話がすぐ

かかってきた。

 

私が出ると

「もしもし」

と女性の声が聞こえた。

 

 

・・・はい?

意味がわからなかった。

 

 

どうして

向こうからかかってきた電話が

女性の声なのか。

状況が掴めなかった。

 

何度か「もしもし?」

と私が言うと

「もしもし?」と女性が

返してくるだけだった。

 

私は慌ててブチッと切った。

 

回らない頭がグルグル回っていた。

 

 

どういうことだろう・・

誰だろう・・

 

 

いや。

これはどう考えても彼女ではないか。

こういうクレイジーなことは

彼女の得意技だった。

 

 

では

どうして彼は彼女といるのか。

どうして夜中に彼女が

彼の携帯から私に

電話をかけてくるのか。

 

考えれば考えるほど

意味がわからなかった。

 

まもなく

私の怒りは絶頂に達した。

彼が嘘を付いていたこと

彼女といることは間違いなかった。

 

 

私に嘘を付いて

彼女と旅行に行っているのか。

 

 

ありえない。

最低男ではないか。

意味がわからない。

この男は一体なにがしたいのか。

 

 

その夜ずっと私は

怒りと失望で一睡もできなかった。

 

 

朝になったら電話して

全部白状させてやる。

そして絶対別れてやる。

こんな男もう嫌だ。

と思った。

 

 

 

朝になり

電話がかかってきた。

 

私は怒りをいっぱい込め

「一体どういうことなの?

説明して」

と問いただした。

 

彼は

「本当にごめん。

 色々な理由があって。

 これから行かないといけない

 ところがあるから

 全部終わって帰ったら話をしよう」

 

と言った。

 

私は

「一体どこに行くっていうの?

 一体どこにいるの??」

余計に混乱してこう聞くと

 

彼は彼女と一緒に

実家とは全然違うところにいた。

 

そして理由は言わなかった。

 

 

嘘がバレても理由を言わない

というのは

最低男のすることだと思った。

 

 

 

でもこの行動も

今思えばアスペ男の

変わった行動の一つだろう。

 

普通の人間ならしないことを

ぶっこんでくる。

 

常識で考えると

信じがたいことをするのが

アスペだ。

宇宙から来ているから

地球の常識をわかっていない。

 

こういうことをして

女性がどれだけ傷つくか

なんて想像もできない。

アスペは想像力が

欠如している。

 

こうして、

彼の意味不明な嘘と

そうしている今も

彼は彼女と一緒にいる

という事実。

そして彼女と一緒の部屋で

一泊したという事実。

 

それを考えるだけで

もうこの男性とは

別れようと決意する

十分な理由付けになった。

 

 

 

 

その夜、

彼女との一泊旅行から帰った彼は

私に会ってくれと言った。

私は別れる気で

全て白状してもらいたいだけで

彼と会った。

 

 

私は怒りで一杯の顔で

彼の話を聞いた。

 

 

彼は全てを説明し始めた。

それはこういうことだった。

 

 

彼女から

最後一度だけでいいから

旅行に連れていってほしい

と言われて了承したこと。

自分もこの関係で

頭がおかしくなりそうで、

昔から見てもらっている

占い師さんのところに

見てもらいにいったこと。

 

今日の朝はその占い師さんとの

約束で話す時間がなかったこと。

 

 

そう言って彼は

占い師さんに見てもらった

鑑定結果の紙を私に見せた。

 

 

あなたの分も

みてもらったんだよ!

俺らは昔

恋人同士だったんだって!

 

と言っていた。

嬉しそうに。

私はそんな浮ついた話を

今聞く気分では全くなかった。

 

私は

「こんな嘘をつく人は嫌だ。

私も大概限界だよ。

もう絶対別れる。

もうあなたのことは全く信じられない。」

 

と憎しみ一杯に別れを告げた。

 

 

でも彼はその占いで

なにか希望が見えたのか

全く聞いていなかった。

 

私とは正反対に

これからの未来に

ワクワクしているようだった。

 

それは私を余計にイライラさせた。

 

意味不明男だった。

 

 

 

こういったとき

彼を宇宙人だと思った。

 

こういった「違和感」

はこの日に限らず

いつもなにかずれていると

感じていた。

 

私のこの傷ついている顔

見えてない?

 

目の前の人間が

どんな気持ちなのか

彼は全く

理解していないようだった。

 

 

 

 

 

なのに

こんなことがあっても

どうして今彼と結婚

しているのか。

 

 

 

それは彼が

絶対私と別れなかったからだ。

 

この出来事の前も後ろも

彼に本気で別れを告げたことは

何度もある。

 

「もうお願いだから別れて」

と泣きながら頼んだことは

100回を超えていただろう。

 

でも彼は決して私を諦めなかった。

 

 

その占い結果が余計に

彼を確信させたのか。

 

そうやって別れようとする度

彼は

「別れるためにあなたと

 付き合ったわけじゃない」

という

いまいち意味のわからない

確信に満ちた言葉を繰り返し

私がそれに対抗して暴れても

絶対離さなかった。

 

 

 

この出来事の後もそうだった。

別れると心に決めていた私を

あの手この手で

絶対離さなかった。

 

そして私は降参し

「もうこんなことがあったら

絶対許さないから」

という条件付きで

付き合い続けることになった。

 

 

 

そうやって

三角関係もゆるやかに

終わりに近づいていった。

 

 

 

今もこの事件を思い出すと

彼への絶望が蘇る。

 

 

でも、

こうやって書き出すことも

デトックスだ。

 

特にアスペ男との出来事は

デトックスしないと

身体に毒が溜まっていく気がする。

 

 

こんな経験から

相手がアスペ男の疑いがある人は

自分を守ることに

注力していただきたい、

と思う。

 

 

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三角関係の報復攻撃

 前回書いたのは

今の夫との再会と

彼の彼女との三角関係の話。

yukimimame.hatenablog.com

 

彼は私と再会し付き合った時

二股をかけており

彼の彼女からの嫉妬を受け

彼女から私への反撃が始まった。

 

ただ、ありきたりな反撃はなく

変わったことが多かった。

 

彼女は日本人ではない。

それが理由の一つだろうか。

 

彼女はかなり変わっていた。

 

 

まず彼女は彼の浮気発覚後

私にコンタクトをとってきた。

 

 

私に話しかけて友達になろう

と言ってきたのは前回の話。

 

 

それからLINEやSNSで私と繋がった。

 

そして彼女は

こっそり私の電話番号も入手し

電話をかけてくるようになった。

 

 

私に話しかけてくる内容は

「友達になりたい」

「一緒に食事にいきたい」

ということばかりだった。

 

私のことを色々探りたい

という思いからだろうか。

 

 

そんな友好的な態度でも

彼女が私を敵視しはじめている

ということは段々わかってきた。

 

私は無視しまくった。

電話にも出ず

メールにたまにしか返さなかった。

 

でも彼女は全く動じず

私の休みの日を盗み知り

ピンポイントで

「この日お休みだと思うので

一緒に遊びませんか?」

と誘ってくる始末だった。

 

怖い。

 

笑顔で敵意を持つ相手ほど

怖いものはないと思う。

 

 

のらりくらり彼女をかわす

生活を続けていた。

 

 

 

彼は毎晩私と過ごしており

彼と同棲しているはずの彼女は

気が気でないようだった。

 

私が彼と一緒にいる時間に

彼女から彼への電話は

けたたましく鳴り続けた。

 

そしてその合間に彼女は

私にも電話をかけまくる。

 

そう言う訳で彼といると

私たちの電話は交互に

鳴りっぱなしだった。

 

 

そんな中でも彼は

「もう少し待って。

近々解決するから」

と私に言い訳し続けていた。

 

私は辛抱強く待っていた。

 

 

 

そしてある日

彼と初めて旅行に行こう

ということになった。

 

電話やメールで行き先を話し合った。

 

そして宿を決め

2人で呑気に1泊旅行へ出かけた。

 

 

 

そこで恐ろしいことが起きた。

 

 

 

 

旅行先に到着した私たちは

その温泉地で町歩きを楽しみ

夜は宿で食事をした。

 

その日は彼の誕生日が近かった。

 

 

宿でディナーを楽しんでいた。

ごく一般的な旅館的な食事。

 

そしてデザートになったとき

宿から突然サプライズがあった。

 

ろうそくの付いた

誕生日ケーキが出てきた。

 

「お誕生日おめでとうございます」

「こちら○○様からです」

とそのスタッフが言った。

 

それはなんと、

私の名前だった。

 

 

私たちは目を丸くして

「・・は??」

と凍った。

 

私は

「○○は私ですが

頼んでないですよ!」と言った。

 

彼は

「だれからですか?」

「どういうことですか?」

とスタッフに聞いている。

 

でも

状況の読めないスタッフは

そんな質問をされても

タジタジしているだけだった。

 

 

2人でその不可解なホールケーキ

をまじまじ眺めた。

 

チョコでできたプレートには

こう書いてあった。

 

「誕生日おめでとう

××より」

 

彼はそれで確信していた。

 

「あぁーー・・

××は

彼女のあだ名なんだ」と言った。

 

 

それは私達の初旅行を祝う

彼女からの報復攻撃だった。

 

 

でも

なぜ宿がわかったのか?

どうやってこのケーキを

出したのか?

 

気味が悪くなり

一気に酔いが覚めた。

 

 

 

彼と私は、宿の名前は

メールでやりとりしていた。

 

 

ということは

メールを全て

彼女に見られているだろう

という結論に至った。

 

 

でもどうやって暗証番号が

わかったのか?

 

考えると、より気味が悪くなった。

 

 

 

翌日の朝

チェックアウトの際

彼はスタッフに問いただした。

 

 

昨日のケーキは誰から頼まれて

どんな経緯で起こったのか。

 

 

宿側の説明としては、

ある女性から下記の要件で

電話が入り、

その通りにしたということ。

内容はこうだった。

 

「□□(彼の名)という名前で

予約が入っていると思うが

それは私の彼で

彼が誕生日なのでサプライズ

をしたい。

ケーキを食後に出したいので

注文したい。

サプライズで食後に出してほしい。

私の名前は○○(私の名)です」

 

 

スタッフはこの通り素直に

指示通り実行し、

昨日の結果となった。

 

その話を聞いた彼は

超不快な顔でその宿を出た。

 

 

その日車で帰りながら

2人で色々推測してみた。

 

 

「きっとあなたが寝ている間に

親指を盗まれて指紋認証

されたんじゃない?」

と私は推測した。

 

彼はただ不思議がって

気味悪がっていた。

 

 

「彼女・・特殊能力が

あるんだよね。

チラッと見ただけでも

長い数字とか覚えれるの。

だから暗証番号も

盗み見されていたかも」

彼はこんな見解だった。

 

 

 

そしてその日彼は家に帰り

彼女に問いただした。

 

 

すると彼女はあっさり認めた。

 

自分がやったこと。

メールを全て読んだこと。

暗証番号を知っていたこと。

 

彼は私に詳しく説明しなかったが

一悶着あったはずだろう。

 

 

とにかく彼女は彼のことが

大好きのようだった。

絶対離れたくない

と思っているようだ。

そのためには何でもする

という心境なのだろうか。

 

でもその一件で

彼の気持ちはより

彼女から離れていった。

度を超えたクレイジー女性だとでも

思ったのだろう。

 

でも

「このまま彼女と別れると

自殺されそう」と思っているようで

なかなか踏み込めない

という状況のようだった。

 

 

私は

「いつか私の方が笑顔で

彼女に刺されそうだな」と思っていた。

 

 

彼は彼女に対して

全く恋愛感情は残っていないようだった。

 

私はそれこそ

彼女にとって酷だと思ったが

彼は別れを切り出せずにいた。

 

それが今の私が振り返ると

アスペ男っぽい。

アスペ男は

「変化を嫌う」

 

急激な変化を起こしたくない

という彼側の心境も

影響していたのだと思う。

 

変化を起こしたら

今より悪くなるということを

イメージしやすいのが

アスペルガーなのだと思う。

 

なので

「もし自分が彼女を振って

彼女がどうにかなったらどうしよう」

という最悪のシナリオを

彼は描き続けていた。

 

私は気持ちがなくなって

別れを切り出すことに躊躇

したことがないので

彼の行動の意味が

さっぱりわからなかった。

 

 

結局この事件の後も

彼は半年以上、彼女と別れられずにいた。

 

そうしてこんな泥沼が

まだまだ続いてくのだった。

 

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最短の英語勉強法

自分の英語力を高めるため

いつもやっていること。

 

それはネットフリックスの

海外ドラマを観ること。

 

詳しくはこちらに書いた。

yukimimame.hatenablog.com

 

海外ドラマを見ていると

わからない単語に毎日出会う。

 

それをせっかくなので

これからこのブログに記録していこうと思う。

 

それは自分のためでもあるし

同じようにドラマや映画で

英語を勉強している人の足しになればと思う。

 

 

海外ドラマや映画は

日本人が書いた英語参考書より

断然楽しく勉強できる。

 

うそっぽい日本製参考書が嫌いだ。

 

綺麗事を書いた本の中に

スラングなど全く出てこない。

 

でも実際のドラマや映画、

そして現実世界では

スラングだらけの会話だ。

 

教科書や参考書で勉強し

いくら優等生だったとしても

現地に行くと全くついていけない。

 

こういった経験は

留学したり旅行した人なら

よくわかるだろう。

 

全員が綺麗な英語を話してくれる

というわけではなく

アクセントがきつかったり

なまった英語も多い。

 

そんななまり英語に

参考書のCDで触れることは皆無だ。

アナウンサーばりの綺麗な英語で

しかもゆっくり話してくれる。

 

そんな参考書だけで

もし英語ができるようになるなら

もう日本人はみんな

英語を話せているだろう。

 

 

 

高校生の時に留学し

英語が得意だったはずの私は

完全に打ちのめされた。

 

彼らが何を話しているのか

さっぱり検討もつかなかった。

一生懸命聞いても

なまっていて早くて

全く理解できなかった。

 

くやしかった。

学校で学んできたのはなんだったの。

16歳だった私は

日本の英語教育を恨んだ。

なんだ、役に立たないじゃないか!

と。

 

 

なので、生の英語に触れる以外

最短の英語勉強法はないと

今は確信している。

 

だからといって日本では

日頃から外国人と英語で話す

環境作りは誰もできないだろう。

 

外国人の彼氏彼女を作るか

外資系企業に入るしかない。

 

なぜなら日本は

他の国ほど多民族の国ではない。

周りを見回しても

ほとんどが日本人だろう。

 

そんな環境の中

生の英語に触れる機会が

乏しい日本人にとっては、

海外ドラマや映画を使って

英語を勉強することは効率がいい。

 

もっと英語を勉強する日本人皆が

生の英語に触れる重要性を

理解するべきだと思う。

 

これからそんな海外ドラマでの

英語勉強の楽しさを

伝えていきたいと思っている。

 

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アスペルガー男と恐怖の三角関係

アスペルガー夫とまだ付き合っていたころ、

まぁ、恋愛もこじれてそれはひどいものだった。

今から思えば、ザ・アスペルガー

 

今日は、アスペルガー男との恐怖交際体験について。

 

彼とは10年前一緒の職場で上司として知り合い、

またどんなご縁か、10年後に再会し一緒に働くことになった。

 

今回もまた、彼は私の上司となった。

 

 

働き始めたころの私は

彼を男性として見る気持ちは皆無だった。

 

彼は女性にまるで興味のなさそうな人だと思っていた。

周りも絶対、彼のことをゲイではないかとひそかに疑ってだろう。

 

恋愛とは程遠そうな人だと思い込んでいた。

それがいけなかった。

  

彼は自分が誘って入社した私を後輩としてとても可愛がってくれた。

 よく食事にも一緒に行き、熱心に相談に乗ってくれるいい人だった。

 

 

そうやって2,3ヶ月が経ったころ、びっくりなことが起きた。

 

また彼と食事に行き朝6時まではしごをして飲み明かした。

酔っ払った勢いで彼が私にキスをしてきた。

私はまさか彼がそんなことをする人なんて想像もつかなかったので

とにかく心からびっくり仰天した。

 

酔っ払ってただけかと思ったらそうではなかったようで、

また次の日もキスをされた。

後々に聞くと、その行動がアスペ男なりの「好意を伝える行動」

だったらしい。

 

超、わかりにくい。

 

行動でわかってね、というのがアスペ男の考え方のようだ。

 

でもその頃彼がアスペルガーだと知らない私には、

宇宙人としか思えない男だった。

 

と、そんな状態のままなんとなく私たちの関係は

「付き合ってるような」状態になった。

 

「付き合おう」とか「好きだ」とか

そんな言葉を待ってもみたが

結局言われなかった。

 

それもそのはず、アスペ男にできるはずはなかった。

 

「付き合う時は付き合おうといいましょう」

とか、本でも読んで勉強しておいてくれるといいんだけど。

彼らには「ふつう」とか「常識」というものが皆無だ。

 

そうやって「私たち、付き合っているんだろうな」

と思って過ごしていたある日仰天することがあった。

 

これもアスペ男ならしかねないことだと今なら思う。

 

 

 

私がある日勤務中に同じ職場の男性と話をしていた時。

私が彼とよく食事に行ってるという話をしていたら

その同僚から

「○○さん、〜さんと付き合ってるんでしょ

大丈夫なの?」と聞かれた。

 

「・・・は?彼女いるの??」

 

度肝を抜いてくれた。

 

うそでしょう。

 

彼は女に興味がないどころか、なんと二股をかけていた。

 

フツフツと怒りがわいてきた。

 

 

その夜彼に直接聞いた。

「彼女いるの??」

 

彼は

「まぁ・・いいじゃん!色々あるんだよ。

でももうすぐ終わるから」

と半分はぐらかしつつ認めた。

 

 

なんだこの意味のわからない人は・・

理解ができない。

全く理解ができない。

 

怒りが収まらなかった。

 

 

そう。これも今思うと、

アスペは人の気持ちがわからない。

この瞬間私を傷つけていることもわからない。

そして自分がわるいことをしている意識も0。

 

 

一般人の私は彼に色々問い詰めた。

するとこんな事実が判明した。

 

・彼女がいて7年間付き合っている

・6年同棲している

・もう上手くいっていなくて近々別れる

・彼女は精神不安定で自殺しかねないから時間が掛かる

 

といった内容。

 

 

「一体だれなの??」

と問いただすと同じ職場にいる女性だった。

 

そしてこれが、恐怖の

メロドラマの始まりだった。

 

それを聞いて

背筋が凍りそうになった。

 

というのも

つい先日職場内で

たいそう私に話しかけてくる

女性がいたのだが

それが彼女だったからだ。

 

 

彼女は私と違う部署だったが

突然ある日彼女が私へ向かってきた。

 

ニコニコと優しそうな様子で

「はじめまして!

綺麗な人がいるなと気になってて!

友達になりたいんです」と言ってきた。

 

あまり人を疑わない私は

言葉通り親切と受け取った。

よくわからないが

仲良くしてくれる人なんだなと思っていた。

私よりおそらく5,6個は上のスラリと綺麗な女性だった。

 

 

私がバカだった。

 

彼女は

私がいつも彼と食事に行っていると

知っていての行動だったのだ。

 

 

私はその時の会話を思い出し

さらに怖くなった。

 

 

その女性は私に色々な質問をした。

「どこから来たんですか〜?」

「彼はいるの〜?」

「子供は好き??私は大好き!」

「今度一緒に旅行に行こう!」

 

と、30分くらい立ち話をして

最後はなぜか一緒に旅行に誘われた。

 

一体どんな気持ちで

私を旅行に誘っていたのですか。

 

もし旅行に行ったら、崖から突き落とされでもしたのだろうか。

 

 

 その後、彼女の行動がエスカレートしてくる。

 

 

そんなメロドラマな出来事は

また次回書こうと思う。

 

XOXO

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もっと早く母に打ち明けてもよかった

 

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アスペルガー夫と結婚して1年2ヶ月が過ぎた。

 

つい最近も心の底から離婚しようかと思うことがあったが、なんとか順調だ。

 

夫がアスペルガーだと思われることをこの間、初めて母に打ち明けてみた。

 

母に心配を掛けたくなかった私は、このことを打ち明ける勇気をこれまで出せずにいた。

でも夫の話の流れでなんとなく言える空気を感じ、意を決してボソリと告白してみた。

 

夫のことをなぜか芸能人ばりに「ファンなの♡」と気に入っている母だったためさぞびっくりするかと思いきや、なんともびっくり、意外とすんなり受け入れてくれた。

 

それもそのはずだった。よく聞いてみれば、元からアスペルガーらしいと聞いていた孫以外にも、母の弟や親しい友人がこぞってアスペルガーの疑いがあるようなのだ。母はかなりアスペ免疫を持つ強者だった。

「いや実はさ〜、あの人もこの人もアスペルガーだと思うんだよね〜。」と色々な母の周りのアスペ該当者の話を聞き、たしかに詳しく聞くとその方々の症状はまさしくアスペルガーだった。

母はそんな環境の中かなり勉強したようで、アスペルガーの特性をよく理解し頭に入っていた。

 

夫について「でも、本当にアスペルガーなの?」と聞いてきたので、「うん、突然きれたり、全部忘れてたり・・」と色々例を挙げると、

「あー。うん、それはアスペルガーの症状だね」と、すんなり納得していた。

これまでこのようにアスペルガー関連の話を理解してくれた人が周りに居なかった私は拍子抜けし、ホッともした。実は母がそこまで理解してくれるとは意外だった。

 

母は続けてこう言った。「でもね、大丈夫だと思うよ。お母さん接してても、全く問題ないし、空気も読める人だから。だってお母さんファンだし。」

最後の内容はさて置いても、なんだか理解者が増えたようで心強かった。

母は強し。さすが年の功というものはあるようで、懐の深さというものだろうか。

打ち明けるまでは、孫もアスペルガーで、私の夫までアスペルガーと聞いたら動揺して母を悲しませるかと心配していたのだ。

 

私が「アスペルガーの天才的なところを伸ばしてくれたらいいなと思ってる」と言うと、「ほんとそうだよね!!天才だよね!S(孫)も絵がほんとに上手くってびっくりするよ〜」と、2人でアスペ話に花を咲かせた。

 

こういった理解者が身近にいるということは、世の中のアスペ夫に悩むカサンドラ症候群の妻の方々も心底望まれていることだろう。

なぜならアスペ夫に悩む配偶者にとって1番辛いのは、この苦しみを誰に説明してもイマイチわかってもらえないことだからと思う。

友人に言っても「あー、私の夫もそういうとこあるよ」と言われてしまう。

親に打ち明けても、普通の親なら「なにそれ?あなたの努力が足りないんじゃないの?もうちょっとがんばってみたら」なんて言われて絶望する。

 

アスペ夫以上に、妻が一番必死だ。アスペ夫は全く人生に困っていない。困っている人もいるだろうが、困っていない人が意外に多い。それより困っているのは妻なので、彼に理解を求められない。妻は自分しかわからない違和感や言いようのない辛さがあって、誰かわかる人に聞いてもらえるだけでどれだけ心が救われるだろう。

 

それでもひと昔前に比べたら恵まれているのだと思う。昔はインターネットもなく、アスペルガーなどという名前も存在していなくて、もし自分の夫がなにか変だと思っても自分を責めるしかなかったのだろう。

自分の努力が足りない、夫婦は頑張ってやっていくもの、我慢が必要、彼を選んだのは自分、など、色々な常識に阻まれてまさか夫が脳障害の一種で発達障害というものだなんてわかる術もなかった。

 

そう考えると、今この時代にあっては、インターネットでなんでも調べ、人と交流することができる。

こういったブログなどで他の人のアスペルガー夫婦生活事情も共有できる。そういった環境は多いに活用し、乗り越えられるところは乗り越え、諦めるところは諦める。そんな新時代の対処法をしていく必要性を感じている。

 

私もまだまだアスペ夫の扱いに大苦戦中。信頼できる先輩方のブログや情報などを得つつ、上手に自分の精神面もケアしながらやっていこうと思っている。

 

アスペに有効なサプリなどもあるようなので、それらもこれから使用して情報共有していく予定だ。

 

余談だが、「ナイアシン」というサプリをiherbで買って今日届いた。早速使ってみたのだが、その使用状況を近々アップしようと思っている。アスペルガーにも効くそうなので、早速今日夫が帰って来たら飲んでもらおうと思う。

 

アスペルガー夫との付き合い方は、情報戦のところもあるように感じている今日この頃。彼とうまくやっていけるよう、栄養の知識や心理学なども駆使しながらトライアンドエラーを繰り返していこうと思っている。

 

益々勉学に勤しみます。

キラキラ起業もそろそろ疲れる

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最近すごい数の“キラキラ女子起業家”がいる。

今日はそれに関する違和感について考察。

 

実は1年半ほど前、このキラキラ女子起業家に混ざってみたことがあった。

その頃、なんとなく将来は起業しようと考えていた自分は、そういった今どき起業女子に興味があり、その輪の中に入ってどんなものか体験してみた。

 

結果、自分には全く合わなかった。

 

「将来起業しようと思ってるんです」

とその起業女子先輩方に話すと、色々な今時の手順を教えてくれた。

例えば、

 

  1. フェイスブックは実名で顔出しをして、毎日アップする
  2. フェイスブックでできる限り友達申請をして、友達を増やす(知らない女子と)
  3. 自分の特性を知る

 

といったこと。

 

私は素直に面白く思い、一通りやってみた。滅多にアップしていなかったフェイスブックを実名にし、友達だけの公開を全員へ公開へ変更し、毎日のように楽しそうな“リア充”写真をアップ。

知らない女子へ友達申請をして友達を増やし、そうするとバンバン逆に起業女子達から友達申請をいただくようになりそれを承認し続け友人の数を増やす。

そして、自分の強みやビジネスの上で役立つ自分の特性を掘り下げて“自分探し”してみる

 

先輩曰く、そういうことをすることで自分の認知を広げ、自分を知ってもらうことが大切だということ。お客様は知らない人からではなく知っている人から買いたいと思うからだということ。そして自分の強みを知って活かすことで、スムーズにビジネスを進めることができること。そんなことを教えてくれた。

 

そんなことを半年ほどやって、大変申し訳ないが、飽きた。完全に飽きた。

 

なにかが違う。

違和感をたっぷり感じて、その違和感はなんなのか、この度改めて考えてみた。

 

それは、皆同じことをやっているということだった。

 

まだ起業女子の走り始めの頃は上記のような方法でビジネスを展開しても女性のビジネスとしては成り立って成功したのかもしれない。

でも今はどうだろう。日常に不満を持つ主婦や会社員女性などが一気にプチ起業をし始め、今となっては女子ビジネスが完全飽和状態だ。

そんな状況で、みんながキラキラとフェイスブックに自分を売り込み、鮮やかな洋服でゴージャスなランチやディナーを楽しみ写真に撮って挙げ、私幸せ!みたいなことを日本中で同時に行っても、なんら目を引くことも差別化することもできないのではないだろうか。

そんな違和感をだんだん感じることになり、そんな人々と交流することも見ることも疲れてしまった。

元々、女子でつるむのが学生のころから苦手だったのだ。昔から集団行動でキャピキャピする傾向のある女子のグループが苦痛で仕方なかった。

そんなものだから、もちろんこういった起業女子グループの輪にも継続して所属できなかった。

 

でも、私だけではないだろうと思う。

 

こんなキラキラを「演出」することは人生を疲弊させ疲れてくる。

 

もちろんキラキラすることに憧れがあり、それで自己欲求を満たせて幸せを感じる人はおすすめする。でも“頑張って”そうすることが女子起業成功の道だからと言われ、それを信じて頑張り続けている人は、今一度思い直してもいいのではないだろうか。

 

本当の成功は、自分のビジネスの売上が自分の理想とする状態にあることが第一だ。なぜなら、売上や利益が確保できないと、継続ができずビジネスが成り立たないからだ。

長い目で見て売上が上がってきていると思うのなら良いが、どう考えてもそのキラキラアピールにかけるコストが費用対効果につながっていないと疑いが湧いて来たら、やめる勇気も必要だと思う。

 

ここまでキラキラ系起業が増えたからこそできる、逆ビジネスだってあるだろうから。

こんな中、逆に目立つためにはどうするべきか。

 

私なら、こんなことをするだろうか。

  • 逆に見つけるのが困難なサイトを作って、知る人ぞ知る秘密の商品やサービスを提供する
  • 会員だけが買える商品やサービスを提供する
  • 紹介でしか買えない商品やサービスを提供する

 

キラキラでオープンが今の主流なら、ミステリアスでクローズな路線とか。秘密的な感じでいくとおもしろそうだと思う。

 

人と同じことをして集団行動をしたがるのが女の性だろうか。人と違う自分に恐怖を覚えるのも女性の方が男性より多いのかもしれない。

 

また、女性の特徴として、ビジネスがスピリチュアル系に偏りやすいということも違和感を感じる。もちろん女子からの需要が多いから供給が増えるという事実もあるだろうが、あまりスピリチュアルに偏りすぎることは避けるべきだろう。現実逃避や誤った人生の決断を起こす可能性がある。

 

女性にスピリチュアルな力を持つ人が多かったり、日本女性自身にその力を開発できる資質が備わっていることもあるだろうが、だからといって。

現実とスピリチュアルのバランスを取ることを、女性は人一倍気をつけておかなければならないと思う。

フと我に帰った時、なんでそんなにスピリチュアルな世界にのめり込んでしまったんだろうと後で思うかもしれないが、その時は気づきづらいのだ。

 

何事も中庸、バランスが大事。

 

そんなことを、自分も日々気をつけて生きていこうと感じている。

アスペ夫との戦い方。

昨日繰り広げたアスペルガー夫との仁義なき戦い

 

アスペルガー夫をお持ちの妻の方々はわかっていただけると思うが、彼らとまともな話し合いをしようと希望を持っても粉々に打ち砕かれる。

道徳や常識というものは彼らの頭にインプットされておらず、理不尽極まりない論理を平気でかざして迫ってくる。

普段や穏やかで優しい夫であることも多いため、豹変したエキセントリックぶりに怯みそうになり、ブチギレて発狂されてしまうと最後、こちらのメンタルが折れて精神を蝕まれる結果になる。

 

普通の夫をお持ちの方には読んでも理解が難しいかと思われるが、アスペルガー夫の妻には「わかる」と思っていただける内容ではなかろうか。

昨日私はそんな不毛な戦いを彼と繰り広げ、散々な結果に終わった。

といっても話自体は丸く収まったといえば収まったのだが、こちらは疲労困憊、泣き腫らした目はパンパンで酷い顔をしている。私のメンタルはまだまだ彼の特性を上手く扱えるまで鍛えられていない。

 

喧嘩の内容は、私が一泊を伴う仕事で遠方に行くことに彼が不満を感じ、文句を言い続けること」だった。

月に1,2度フリーの仕事で出張をし始めた私に対し、その仕事が入ったと彼に報告する度に彼の機嫌が悪くなり何度も喧嘩になり、私は困っていた。なんとか解決したいと思い、決死の覚悟で戦いを望んだのが昨日だった。

 

会話はこんな感じだ。

夫「主婦が一泊でとこかに行くなんておかしくないの??普通なの?だめでしょう?」

私「いや、おかしくはないと思うよ。仕事だし。あなたも仕事で出張行くでしょう。その時私は行かないで!とか言わないじゃん。なにがおかしいと思うのか、その理由をちゃんと言ってみてよ」

夫「気にくわないからだよ」

私「(なんだそれ)気にくわない理由を言ってみて」

夫「理由はない!気にくわないのが理由なんだ!」

私「(あー、キレ出した)あなたは10歳児?気にくわないからなんでもしていいと思ってるの?器がちっちゃいんだね」

夫「俺はどーせ器がちっちゃいんだよ!あなたのことが好きだから行ってほしくないの!!」

私「私のことが好きだから束縛するんだ。それ大人がすることなの?あなた父親になったら子供が好きだからって同じように束縛するの?そんな父親かっこいいと思う?」

夫「・・・・・」「ふんっじゃぁもういいよ、好きにすればいいじゃん!勝手に行きゃぁいいじゃん!」

私「そんなすねて投げやりになって終わるの?それじゃこれから一泊で仕事があるたびにこうやってあなたと喧嘩しないといけないの?そんな体力ないよ、私。」

夫「俺はあなたが一泊でどこかに行くことが気にくわない。あなたはそう言う俺のことが気にくわない。解決しようがないよね。」

私「あなたの言ってることが正しくないかもと思うことはないんだ?相手が好きだから側に置いときたいって思うのが間違ってると自覚はしないんだね」

夫「俺は間違ってないと思う。」

私「じゃぁ自分の母親でも妹でも同僚でも部下でも、みんなに聞いてみたら?世の中の人がどう考えるか。妻がこんなことするっていうんだけど間違ってない?って」

夫「もういいよ、行きゃぁいいじゃん!どうせ行くんでしょ?俺が何言ったって無駄じゃん!」

 

こんな会話を永遠続けながら、私は絶望する。「この人とまともな会話は望めない」

そんな中でも、どうにか解決の糸口を探ってみる。

でも努力は虚しく、話は発展し、この後離婚するどうするまで飛躍する。「離婚したいならすりゃーいいじゃん」と夫は軽々口にし、「本気で言ってるの」と私が問うと「うん」と言う。

「じゃぁ離婚するんだね」と私が言うと、夫は「離婚したいと思ってるわけじゃない」という。「本気で離婚するって言ったんでしょ」と私言うと、「そんなことは言ってない」と夫は言う。

おいおい、どんな記憶構造をしているんだ。

アスペルガーの典型的な特徴だ。「自分の言ったことを覚えていない」もしくは「自分の言ったことを違う風に記憶している」ということ。

だからアスペルガーとまともにやりあっても、そもそも彼には記憶を留めることができないため、お話にならない。言った言わない論で無駄な労力を使うことになるのだ。

 

アスペルガーとまともにやりあってはいけない」と肝に命じているのだが、うまくいかないもので。言われた冷徹な言葉や鋭い目つきにやられてしまい、感情が動く。

「人間だもの。」あいだみつを様様だ。

観音様レベルに行きつきたいものです。

 

結局朝4時まで話してヘトヘトになり、重い頭とともに眠りについた。

朝起きたら彼は清々しそうに、何もなかったかのようにベタベタくっついてくる。恐怖だ

それはまるでDV夫が妻を殴りまくった後に「ごめんね・・愛してる・・」と言ってくる位恐ろしい。ケロッと忘れられるアスペルガーの特性あなたには「気持ちを引きづる」私の複雑な心境がわかるまい。「どうしたの〜仲良くしようよ〜」と迫ってくるアスペ夫を振りのけ、今回の失敗を振り返りながらまた戦略を練り直す。トライアンドエラー。もしくはPDCAサイクル

 

アスペルガー夫とうまくやっていこうと思うなら、こちらの頭を使わざるを得ない。

感情でぶつかっても絶対うまく行く日はやってこない。ビジネスのPDCAサイクルのごとく、P(PLAN=計画)→D(DO=実行)→C(CHECK=確認)→A(ACTION=改善)を淡々と繰り返し、だんだん関係をよくしていく必要がある。それは根気と頭脳が必要な苦行だ。これを楽しめるくらいのメンタルを持たないとやっていけないと思う。

私がそのメンタルをどこまで強化できるかはわからない。ただ、諦めるのはやってからでもいいかな、とは考えている。やらずに諦めるのは性に合わない。なるべく、ゲーム感覚でやっていけるよう工夫を重ねていこうと思う。それは決して彼のためではなく、自分の身を守るためにだ。自分の身を守らないと、人を幸せになんてできない。まずは自分のためにしっかり行動することを大事にしている。

 

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では、また。