ほんきっき

アスペルガー夫に悶絶する新妻のほんきにっき

アスペルガー男と恐怖の三角関係

アスペルガー夫とまだ付き合っていたころ、

まぁ、恋愛もこじれてそれはひどいものだった。

今から思えば、ザ・アスペルガー

 

今日は、アスペルガー男との恐怖交際体験について。

 

彼とは10年前一緒の職場で上司として知り合い、

またどんなご縁か、10年後に再会し一緒に働くことになった。

 

今回もまた、彼は私の上司となった。

 

 

働き始めたころの私は

彼を男性として見る気持ちは皆無だった。

 

彼は女性にまるで興味のなさそうな人だと思っていた。

周りも絶対、彼のことをゲイではないかとひそかに疑ってだろう。

 

恋愛とは程遠そうな人だと思い込んでいた。

それがいけなかった。

  

彼は自分が誘って入社した私を後輩としてとても可愛がってくれた。

 よく食事にも一緒に行き、熱心に相談に乗ってくれるいい人だった。

 

 

そうやって2,3ヶ月が経ったころ、びっくりなことが起きた。

 

また彼と食事に行き朝6時まではしごをして飲み明かした。

酔っ払った勢いで彼が私にキスをしてきた。

私はまさか彼がそんなことをする人なんて想像もつかなかったので

とにかく心からびっくり仰天した。

 

酔っ払ってただけかと思ったらそうではなかったようで、

また次の日もキスをされた。

後々に聞くと、その行動がアスペ男なりの「好意を伝える行動」

だったらしい。

 

超、わかりにくい。

 

行動でわかってね、というのがアスペ男の考え方のようだ。

 

でもその頃彼がアスペルガーだと知らない私には、

宇宙人としか思えない男だった。

 

と、そんな状態のままなんとなく私たちの関係は

「付き合ってるような」状態になった。

 

「付き合おう」とか「好きだ」とか

そんな言葉を待ってもみたが

結局言われなかった。

 

それもそのはず、アスペ男にできるはずはなかった。

 

「付き合う時は付き合おうといいましょう」

とか、本でも読んで勉強しておいてくれるといいんだけど。

彼らには「ふつう」とか「常識」というものが皆無だ。

 

そうやって「私たち、付き合っているんだろうな」

と思って過ごしていたある日仰天することがあった。

 

これもアスペ男ならしかねないことだと今なら思う。

 

 

 

私がある日勤務中に同じ職場の男性と話をしていた時。

私が彼とよく食事に行ってるという話をしていたら

その同僚から

「○○さん、〜さんと付き合ってるんでしょ

大丈夫なの?」と聞かれた。

 

「・・・は?彼女いるの??」

 

度肝を抜いてくれた。

 

うそでしょう。

 

彼は女に興味がないどころか、なんと二股をかけていた。

 

フツフツと怒りがわいてきた。

 

 

その夜彼に直接聞いた。

「彼女いるの??」

 

彼は

「まぁ・・いいじゃん!色々あるんだよ。

でももうすぐ終わるから」

と半分はぐらかしつつ認めた。

 

 

なんだこの意味のわからない人は・・

理解ができない。

全く理解ができない。

 

怒りが収まらなかった。

 

 

そう。これも今思うと、

アスペは人の気持ちがわからない。

この瞬間私を傷つけていることもわからない。

そして自分がわるいことをしている意識も0。

 

 

一般人の私は彼に色々問い詰めた。

するとこんな事実が判明した。

 

・彼女がいて7年間付き合っている

・6年同棲している

・もう上手くいっていなくて近々別れる

・彼女は精神不安定で自殺しかねないから時間が掛かる

 

といった内容。

 

 

「一体だれなの??」

と問いただすと同じ職場にいる女性だった。

 

そしてこれが、恐怖の

メロドラマの始まりだった。

 

それを聞いて

背筋が凍りそうになった。

 

というのも

つい先日職場内で

たいそう私に話しかけてくる

女性がいたのだが

それが彼女だったからだ。

 

 

彼女は私と違う部署だったが

突然ある日彼女が私へ向かってきた。

 

ニコニコと優しそうな様子で

「はじめまして!

綺麗な人がいるなと気になってて!

友達になりたいんです」と言ってきた。

 

あまり人を疑わない私は

言葉通り親切と受け取った。

よくわからないが

仲良くしてくれる人なんだなと思っていた。

私よりおそらく5,6個は上のスラリと綺麗な女性だった。

 

 

私がバカだった。

 

彼女は

私がいつも彼と食事に行っていると

知っていての行動だったのだ。

 

 

私はその時の会話を思い出し

さらに怖くなった。

 

 

その女性は私に色々な質問をした。

「どこから来たんですか〜?」

「彼はいるの〜?」

「子供は好き??私は大好き!」

「今度一緒に旅行に行こう!」

 

と、30分くらい立ち話をして

最後はなぜか一緒に旅行に誘われた。

 

一体どんな気持ちで

私を旅行に誘っていたのですか。

 

もし旅行に行ったら、崖から突き落とされでもしたのだろうか。

 

 

 その後、彼女の行動がエスカレートしてくる。

 

 

そんなメロドラマな出来事は

また次回書こうと思う。

 

XOXO

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