ほんきっき

アスペルガー夫に悶絶する新妻のほんきにっき

アスペルガー夫のふっかけ喧嘩

昨日のアスペ夫との喧嘩は

彼のある一言だった。

 

彼は仕事で2日後に、

総責任者を任されている

大イベントを控えていた。

 

昨日も帰って来たのは

夜12時を超え、

翌日も朝早くから出勤

しなければならなかった。

 

そんな

「緊張の糸がピンと張った」

状態の彼がいつもすることがある。

 

 

 

それは

 

私に喧嘩を売ることだ。

 

 

 

 

彼は気づいていないが

私はそのパターンに気づいている。

 

 

彼は仕事でストレスを溜め

家に帰ってくるときや、

緊張状態が続く時期は

必ず私に当たって来る。

そしてそれは無意識だ。

 

私に対し文句を付けれる

何か小さなことを探し文句を言ってくる。

 

 

私に喧嘩を売った今までの一言、

例を3つ挙げるとこんなかんじだ。

 

 

①洗濯してないの?

②友達が来たら

 もっと家が綺麗なのにね

③この辺りなんか臭いよ

 

 

これを読むと

たいそう汚い家かと思われそうだが、

断っておきたいのが

私の家は決して汚くない。

 

あくまでも普通の家程度

掃除洗濯をしこまめにゴミを捨て

綺麗に保っている。

 

そして彼は潔癖ではなく

自分のテリトリーは

決して綺麗に保っていない。

自分勝手な綺麗好きだ。

 

 

加えて

上記一言の真実はこうだ。

 

 

①洗濯してないの?

彼がこれを言った日は

彼がインフルエンザで

私が三日三晩看病をしてあげた

翌日だった。

彼は感謝の気持ちを伝える前に

この言葉を放った。

私は絶望でいっぱいだった。

 

私があなたに付きっきりで

看病した努力はなんだったんだ。

 

「どうしてそんなこと言うの」と聞いたら

彼はとどめを刺した。

「ここはあなたの家じゃん」

 

あなたもここに住んでるだろう。

一回死ね。

ひとでなしアスペ男め。

 

 

②友達が来たら

 もっと家が綺麗なのにね

家に友人が来る度に

私が家を一生懸命掃除するので

彼がこの言葉を繰り返した。

あまりにも毎日言うので

ある日私は発狂した。

 

言わなくていい言葉を

人が発狂するほど言い続ける。

言わなくていいことだと気づかない。

それがアスペ夫だ。

 

 

③この辺りなんか臭いよ

そもそもそんなこと言われても

私にはどうしようもない。

 

アスペルガーは感覚過敏だ。

手触り、肌触り、舌触り、

全てが敏感。

臭いにも敏感で

しょっちゅう家で

ここが臭い、あそこが臭い

と言ってくる。

 

犬かあなたしか

それは気づかないよ。

 

 

人間が住む程度では

まったく無臭なあたりで

クンクン臭いと訴えられ私は困っている。

 

 

 

そして

昨日私に喧嘩を売って来た

一言はこうだった。

 

 

彼が座る定位置の真横にある

小さなキャニスターの蓋。

そこを見て彼は一言。

 

 

 

「ほこりたまってるよ」

 

 

 

私は一瞬止まった。

 

 

「あなた、小姑ですか?」

 

 

普通の人はそんなこと言わない。

 

言うのは小姑だと決まっている。

 

嫌味な小姑が必ず言う定番フレーズだ。

 

小姑以外そんな言葉人に投げかけない。

 

 

しかし

それを私に言ってくるのは

まぎれもなく

目の前の私のアスペ夫だった。

 

 

アスペは

・言っていいこと

・あえて言わなくていいこと

・絶対言ってはいけないこと

 

これらの判断ができない。

 

頭に浮かんだことは

容赦なく口から発射する。

 

そして相手のムッとした顔や

傷ついた顔、

怒った顔、

困惑の顔、

どの顔を見ても

相手の気持ちがわからない。

 

 

彼の世界観では

真横をふと見ると

キャニスターの上にほこりがたまっていた。

 

なので

「ほこりがたまってるよ」と言ったまでだ。

 

でもアスペ以外の人間が

それを聞くと

「私への批判ですか」と感じる。

 

でも彼にはそれがわからない。

 

 

昨日も

彼の「ほこりたまってるよ」

という言葉に対し、

 

私は

「それを言う必要はどこにあるの?」

と聞いた。

 

彼は

「思ったことを口に出して何がわるいの?」

と不思議そうに答えた。

 

私は

「言っていいことと

 言わなくていいことがあるよ」

と言ってみたが、

彼にわかるはずはなかった。

 

 

 

ここは根気強く

彼に一つ一つ伝えていくしかない。

 

 

「ほこりたまってるよ」

という言葉は

言わなくていい言葉だよ、という風に。

 

子供が言葉を一つ一つ覚えるように、

アスペ夫に

この言葉はいい言葉だよ、

この言葉は悪い言葉だよ、

と教えていくしかない。

 

気の遠くなる作業。

 

なぜなら

アスペには想像力がないので、

発展した考え方ができない。

 

「ほこりたまってるよ」

という一言は

妻に言わないほうがいいと教わったから、

したがって

「冷蔵庫の取っ手が

ベタベタするよ」

と言わないほうがいいとは想像できない。

 

 

ベタベタしていたら

自分で拭こうとは思わない。

まず相手に伝えないと、

と思いすぐ伝えてくれる。

まるでそれが親切かのように。

 

人の批判に聞こえる言葉とは

微塵も思っていないのだ。

 

 

 

 

結論としては

アスペ夫の喧嘩には

まともに付き合ってはいけない。

 

 

私はうまくできていないが

現在訓練中である。

 

いかに彼のストレスからくる

私への攻撃をどうかわすか。

 

これが私にとっての課題。

 

この課題を乗り越えたら

一歩仏に近づけると思う。

 

目指せ、観音様。

 

 

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アスペルガー夫は結婚するまで爪を隠す

 彼と彼女と私の三角関係。

彼が色々やらかしたドロドロは

前回までの話。

yukimimame.hatenablog.com

 

9ヶ月以上に及ぶ泥沼関係は

あることにより

収束に向かっていった。

 

あることとは

彼女がマンションを買ったこと。

 

ようやく彼女は

彼のことを諦める方向で

進んで行ってくれていた。

 

「彼女は彼の家を出て

新居に住むため

マンションを購入した」

と彼から聞いた。

 

 

彼女は裕福な家の出だった。

そのせいか

新築マンションを現金一括で支払った。

 

 

ただまだそれは建築中で

引っ越しできるのは2ヶ月以上先だった。

 

 

まだ2ヶ月も待たされることに

うんざりしたが、

それでももう少しの辛抱で

ようやくこの泥沼関係から

抜けられることに安堵した。

 

 

 

彼は献身的に

彼女の引っ越しへ向け、

業者の手配やカーテンの手配など

彼女のサポートに回っていた。

 

私はかなりイライラしていた。

 

いくら日本人じゃない、とはいっても

いい大人だし大丈夫でしょう。

 

そう思っていたが

彼は最後までせっせと

なにかしらを手伝っていた。

 

まぁ、そこが彼のいいところ

なのだろう。

 

私は別れる相手に

そこまでする意味がわからなかったが。

 

しょうがないので

遠くから見守っていた。

 

 

そうしてようやく

彼女の引っ越しが完了した。

 

正しくは完了したらしかった。

彼は詳しくその辺りを

語ろうとはしなかった。

 

なので非常にわかりにくかったが

ある日彼が

「俺の家に来る?」と言ってきた。

 

9ヶ月付き合って

一度も入れなかった彼の家。

 

急にそうやって誘ってきたので

ようやく彼女が去ったのだとわかった。

 

ここがアスペポイントだろう。

 

コミュニケーション力が

恋愛において欠けている。

 

こういう重要な変化を

2人の関係に持ち込むときは

本当なら説明するはずだ。

 

「彼女は出ていったから

家に来て大丈夫だよ」

とか

「ずっと待たせてごめんね」

とか

一言だけでも言えないのか

こんりゃろうめ。

 

 

そのときにアスペだと

思っていなかった私はこの時も

「宇宙人みたいだな」

と理解に苦しんでいた。

「せめてごめんの一言は

ないのか、この男は」

と胸の中では思っていた。

 

でも、ようやくこの泥沼から

抜け出せたという希望で

小さなことは目をつぶった。

 

 

 

こうして彼が彼女と

7年間も住んだ愛の巣に

私が踏み込むようになった。

 

そしてだんだん、

彼の家にいることが多くなり

ほぼ同棲状態となった。

 

 

それからきっぱり

彼と彼女の縁は切れたか。

 

それはアスペ男には

求められるものではなかった。

 

 

私をその後も

不快にしたのは2つ。

 

常識が通じないアスペ男と

常識外れの女性との関係では

常識的な「その後」

は望めなかった。

 

 

1つ。

彼らはもちろん別れても

連絡を取り合っていた。

 

私は「我慢、我慢」

と耐える女に徹した。

 

 

 

2つ。

彼女の荷物が

まだ彼の家にあった。

 

私は「我慢、我慢」

と耐えようと思ったが

耐え切れなかった。

 

「早く彼女の荷物は

彼女に渡して」

と彼に何度も言ったが

彼は「まぁいいじゃん」

聞く耳を持たなかった。

 

彼女の荷物がある家で

私が同棲する不快さを

彼は想像できない。

 

そうやって

彼女の荷物を置いている限り

彼女との関係は切れない

ではないか。

クレイジーな彼女は

意図的にしている

可能性だってあるのだ。

 

でも彼に何を言っても

誠実な返答はなかった。

 

 

そんなことに時々

私が不満をぶつけ

彼とよく喧嘩になった。

 

でも

わかる方にはわかると思う。

アスペ男と喧嘩をして

いい結果には絶対ならない。

 

論点がズレて

逆ギレされ

まぁまぁ、と丸め込まれて終わる。

 

喧嘩がどこか

「しっくりこない」のだ。

 

それもなぜかわからなかった。

相当変わり者の人だと思っていた。

 

 

そんな「しっくりこない」

日々を過ごしつつも、

アスペ男の優しさと

一途さに魅力を感じて

私は関係を継続させていた。

 

 

 

 

今、彼と結婚し

「なぜ付き合っているときに

彼がアスペだと気づかなかったのか」

と絶望した時期があった。

 

アスペ夫を持つ方は

絶対通る道ではないだろうか。

 

アスペだと思って

結婚した人の方が少ないだろう。

 

結婚してから夫がアスペだと

確信する方が多いのでは、と思う。

 

そして私を含め妻側は

「どうして結婚前に

気づかなかったの」

「私ってなんてバカなんだ」

と自分を責めるのだろう。

 

私も一通り

私を責めまくった。

結婚してから彼がアスペだと確信した。

 

そして友人に

「どうして付き合っている時

気づかなかったの?」

と聞かれてもわからなかった。

 

 

でもこうやって振り返ると

よくわかる。

 

 

結論から言うと

わかるはずがない

 

よっぽどアスペルガーという

発達障害関連の知識を持つ人

でないと

まさか自分の彼がアスペとは

気づかない。

 

 

これだけ彼の「宇宙人的な」

行動を書き綴ってきたが

それでも

「変わった人」

で片付けられる程度だからだ。

 

世界に「変わった人」

など五万といる。

変わった人=個性的

と褒め言葉とも捉えられる。

 

そしてアスペ男は

いい側面を沢山持っている。

 

優しさ、一途さ、勤勉さ・・

そういったいい側面が

欠点をカバーしている。

 

 

そしてなにより、

アスペルガーが本領発揮し

絶望的な欠点を見せ始めるのは

結婚してからなのだ。

 

 

結婚した今ならわかる。

 

 

結婚してから見せた

彼の負の部分は

結婚前には出てこなかった。

 

 

結婚後に見せた

彼の負の部分は

これからまた

しっかり綴っていこうと思う。

 

 

なのでもし同じように

悩んでいる人がいるのなら、

「あなたのせいじゃない」

と私は声を大にして言う。

 

少なくともその言葉は

私が私にかけた言葉だ。

 

そうして私は

自分を責めないように決めた。

 

 

アスペ夫の妻は

アスペ男のいい側面を

しっかり拾っていた素敵な女性だ。

相手の欠点ばかりを見ず

我慢強く心の広い出来た女性だ。

 

そんな素敵な女性たちが

苦しまないことを祈っている。

 

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アスペルガー男の嘘と秘密旅行

 彼と彼女と私の三角関係が

正式に泥沼に入っていった前回。

yukimimame.hatenablog.com

 

「もうすぐ彼女とは終わる」

というアスペ男の言葉を信じていた私。

それは結論から言うと

信じて大間違いだった。

 

「来月には終わるから」

という言葉を信じながら

結局彼が彼女と別れたのは

それから9ヶ月後だった。

 

その間、三角関係が

ずっと続くことになった。

 

彼は彼女と同棲していたが

私と付き合うようになってから

ほぼ彼は家に帰らなくなった。

 

彼は

「俺、自分の家を家出中〜」

といつも言っていた。

 

彼は私の家か

外に泊まりに行くかして

クレイジーな彼女と距離を置いていた。

 

でも彼女の攻防は激しく

決して諦めなかった。

 

 

彼女の攻撃内容は下記。

 

・彼に電話をかけまくる

・彼の内線電話にもかける

 (一緒の職場だったので)

・私に電話をかけまくる

・彼と私との3人ライングループを

 作成し恨みつらみを書き込む

・私にメールを送りまくる

 

 

こういった攻撃を受けつつ

対外的には彼は彼女とまだ

付き合っていることになっていた。

 

 

 

ある日彼の誕生日を会社で祝う

ことになりパーティーが開かれた。

そこで2人はカップルとして座り

皆に祝われながら2人仲よさそうに

帰っていった。

私はその様子を

胸がズキズキしながら眺めていた。

 

彼女は

「私が正式な彼女なの。わかったでしょ」

というような気持ちだったろうか。

 

 

私の中では

彼の気持ちは私に向いている

とわかっているので

気にしないようにしていた。

 

 

ただ、はっきりしない彼に

かなりイライラが積もっていた。

 

静かに傷つけられている

そんな気がしていた。

 

そうやってだんだん私の中に

彼との関係をこのまま続けるか

迷いが出てきた。

 

 

どうしてこんなに

待ち続けないといけないのか。

 

言っていたことと全然違う

彼ののらりくらり具合に

怒りが溜まっていた。

 

そんな彼に文句を言っても

「まー、もうちょっと待って」

と言い続けていた。

 

 

 

そんなある日、

信じられないことが起きた。

発狂して別れようと決意した

出来事だった。

 

 

 

彼は

「父親の体調が悪くなって

様子を見に実家に帰る」

と急に言い出した。

「一泊してくるね」と言い

私は素直に信じた。

 

そしてその夜遅く

彼に電話をしたが繋がらなかった。

 

その直後

彼からかけ直しの電話がすぐ

かかってきた。

 

私が出ると

「もしもし」

と女性の声が聞こえた。

 

 

・・・はい?

意味がわからなかった。

 

 

どうして

向こうからかかってきた電話が

女性の声なのか。

状況が掴めなかった。

 

何度か「もしもし?」

と私が言うと

「もしもし?」と女性が

返してくるだけだった。

 

私は慌ててブチッと切った。

 

回らない頭がグルグル回っていた。

 

 

どういうことだろう・・

誰だろう・・

 

 

いや。

これはどう考えても彼女ではないか。

こういうクレイジーなことは

彼女の得意技だった。

 

 

では

どうして彼は彼女といるのか。

どうして夜中に彼女が

彼の携帯から私に

電話をかけてくるのか。

 

考えれば考えるほど

意味がわからなかった。

 

まもなく

私の怒りは絶頂に達した。

彼が嘘を付いていたこと

彼女といることは間違いなかった。

 

 

私に嘘を付いて

彼女と旅行に行っているのか。

 

 

ありえない。

最低男ではないか。

意味がわからない。

この男は一体なにがしたいのか。

 

 

その夜ずっと私は

怒りと失望で一睡もできなかった。

 

 

朝になったら電話して

全部白状させてやる。

そして絶対別れてやる。

こんな男もう嫌だ。

と思った。

 

 

 

朝になり

電話がかかってきた。

 

私は怒りをいっぱい込め

「一体どういうことなの?

説明して」

と問いただした。

 

彼は

「本当にごめん。

 色々な理由があって。

 これから行かないといけない

 ところがあるから

 全部終わって帰ったら話をしよう」

 

と言った。

 

私は

「一体どこに行くっていうの?

 一体どこにいるの??」

余計に混乱してこう聞くと

 

彼は彼女と一緒に

実家とは全然違うところにいた。

 

そして理由は言わなかった。

 

 

嘘がバレても理由を言わない

というのは

最低男のすることだと思った。

 

 

 

でもこの行動も

今思えばアスペ男の

変わった行動の一つだろう。

 

普通の人間ならしないことを

ぶっこんでくる。

 

常識で考えると

信じがたいことをするのが

アスペだ。

宇宙から来ているから

地球の常識をわかっていない。

 

こういうことをして

女性がどれだけ傷つくか

なんて想像もできない。

アスペは想像力が

欠如している。

 

こうして、

彼の意味不明な嘘と

そうしている今も

彼は彼女と一緒にいる

という事実。

そして彼女と一緒の部屋で

一泊したという事実。

 

それを考えるだけで

もうこの男性とは

別れようと決意する

十分な理由付けになった。

 

 

 

 

その夜、

彼女との一泊旅行から帰った彼は

私に会ってくれと言った。

私は別れる気で

全て白状してもらいたいだけで

彼と会った。

 

 

私は怒りで一杯の顔で

彼の話を聞いた。

 

 

彼は全てを説明し始めた。

それはこういうことだった。

 

 

彼女から

最後一度だけでいいから

旅行に連れていってほしい

と言われて了承したこと。

自分もこの関係で

頭がおかしくなりそうで、

昔から見てもらっている

占い師さんのところに

見てもらいにいったこと。

 

今日の朝はその占い師さんとの

約束で話す時間がなかったこと。

 

 

そう言って彼は

占い師さんに見てもらった

鑑定結果の紙を私に見せた。

 

 

あなたの分も

みてもらったんだよ!

俺らは昔

恋人同士だったんだって!

 

と言っていた。

嬉しそうに。

私はそんな浮ついた話を

今聞く気分では全くなかった。

 

私は

「こんな嘘をつく人は嫌だ。

私も大概限界だよ。

もう絶対別れる。

もうあなたのことは全く信じられない。」

 

と憎しみ一杯に別れを告げた。

 

 

でも彼はその占いで

なにか希望が見えたのか

全く聞いていなかった。

 

私とは正反対に

これからの未来に

ワクワクしているようだった。

 

それは私を余計にイライラさせた。

 

意味不明男だった。

 

 

 

こういったとき

彼を宇宙人だと思った。

 

こういった「違和感」

はこの日に限らず

いつもなにかずれていると

感じていた。

 

私のこの傷ついている顔

見えてない?

 

目の前の人間が

どんな気持ちなのか

彼は全く

理解していないようだった。

 

 

 

 

 

なのに

こんなことがあっても

どうして今彼と結婚

しているのか。

 

 

 

それは彼が

絶対私と別れなかったからだ。

 

この出来事の前も後ろも

彼に本気で別れを告げたことは

何度もある。

 

「もうお願いだから別れて」

と泣きながら頼んだことは

100回を超えていただろう。

 

でも彼は決して私を諦めなかった。

 

 

その占い結果が余計に

彼を確信させたのか。

 

そうやって別れようとする度

彼は

「別れるためにあなたと

 付き合ったわけじゃない」

という

いまいち意味のわからない

確信に満ちた言葉を繰り返し

私がそれに対抗して暴れても

絶対離さなかった。

 

 

 

この出来事の後もそうだった。

別れると心に決めていた私を

あの手この手で

絶対離さなかった。

 

そして私は降参し

「もうこんなことがあったら

絶対許さないから」

という条件付きで

付き合い続けることになった。

 

 

 

そうやって

三角関係もゆるやかに

終わりに近づいていった。

 

 

 

今もこの事件を思い出すと

彼への絶望が蘇る。

 

 

でも、

こうやって書き出すことも

デトックスだ。

 

特にアスペ男との出来事は

デトックスしないと

身体に毒が溜まっていく気がする。

 

 

こんな経験から

相手がアスペ男の疑いがある人は

自分を守ることに

注力していただきたい、

と思う。

 

 

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三角関係の報復攻撃

 前回書いたのは

今の夫との再会と

彼の彼女との三角関係の話。

yukimimame.hatenablog.com

 

彼は私と再会し付き合った時

二股をかけており

彼の彼女からの嫉妬を受け

彼女から私への反撃が始まった。

 

ただ、ありきたりな反撃はなく

変わったことが多かった。

 

彼女は日本人ではない。

それが理由の一つだろうか。

 

彼女はかなり変わっていた。

 

 

まず彼女は彼の浮気発覚後

私にコンタクトをとってきた。

 

 

私に話しかけて友達になろう

と言ってきたのは前回の話。

 

 

それからLINEやSNSで私と繋がった。

 

そして彼女は

こっそり私の電話番号も入手し

電話をかけてくるようになった。

 

 

私に話しかけてくる内容は

「友達になりたい」

「一緒に食事にいきたい」

ということばかりだった。

 

私のことを色々探りたい

という思いからだろうか。

 

 

そんな友好的な態度でも

彼女が私を敵視しはじめている

ということは段々わかってきた。

 

私は無視しまくった。

電話にも出ず

メールにたまにしか返さなかった。

 

でも彼女は全く動じず

私の休みの日を盗み知り

ピンポイントで

「この日お休みだと思うので

一緒に遊びませんか?」

と誘ってくる始末だった。

 

怖い。

 

笑顔で敵意を持つ相手ほど

怖いものはないと思う。

 

 

のらりくらり彼女をかわす

生活を続けていた。

 

 

 

彼は毎晩私と過ごしており

彼と同棲しているはずの彼女は

気が気でないようだった。

 

私が彼と一緒にいる時間に

彼女から彼への電話は

けたたましく鳴り続けた。

 

そしてその合間に彼女は

私にも電話をかけまくる。

 

そう言う訳で彼といると

私たちの電話は交互に

鳴りっぱなしだった。

 

 

そんな中でも彼は

「もう少し待って。

近々解決するから」

と私に言い訳し続けていた。

 

私は辛抱強く待っていた。

 

 

 

そしてある日

彼と初めて旅行に行こう

ということになった。

 

電話やメールで行き先を話し合った。

 

そして宿を決め

2人で呑気に1泊旅行へ出かけた。

 

 

 

そこで恐ろしいことが起きた。

 

 

 

 

旅行先に到着した私たちは

その温泉地で町歩きを楽しみ

夜は宿で食事をした。

 

その日は彼の誕生日が近かった。

 

 

宿でディナーを楽しんでいた。

ごく一般的な旅館的な食事。

 

そしてデザートになったとき

宿から突然サプライズがあった。

 

ろうそくの付いた

誕生日ケーキが出てきた。

 

「お誕生日おめでとうございます」

「こちら○○様からです」

とそのスタッフが言った。

 

それはなんと、

私の名前だった。

 

 

私たちは目を丸くして

「・・は??」

と凍った。

 

私は

「○○は私ですが

頼んでないですよ!」と言った。

 

彼は

「だれからですか?」

「どういうことですか?」

とスタッフに聞いている。

 

でも

状況の読めないスタッフは

そんな質問をされても

タジタジしているだけだった。

 

 

2人でその不可解なホールケーキ

をまじまじ眺めた。

 

チョコでできたプレートには

こう書いてあった。

 

「誕生日おめでとう

××より」

 

彼はそれで確信していた。

 

「あぁーー・・

××は

彼女のあだ名なんだ」と言った。

 

 

それは私達の初旅行を祝う

彼女からの報復攻撃だった。

 

 

でも

なぜ宿がわかったのか?

どうやってこのケーキを

出したのか?

 

気味が悪くなり

一気に酔いが覚めた。

 

 

 

彼と私は、宿の名前は

メールでやりとりしていた。

 

 

ということは

メールを全て

彼女に見られているだろう

という結論に至った。

 

 

でもどうやって暗証番号が

わかったのか?

 

考えると、より気味が悪くなった。

 

 

 

翌日の朝

チェックアウトの際

彼はスタッフに問いただした。

 

 

昨日のケーキは誰から頼まれて

どんな経緯で起こったのか。

 

 

宿側の説明としては、

ある女性から下記の要件で

電話が入り、

その通りにしたということ。

内容はこうだった。

 

「□□(彼の名)という名前で

予約が入っていると思うが

それは私の彼で

彼が誕生日なのでサプライズ

をしたい。

ケーキを食後に出したいので

注文したい。

サプライズで食後に出してほしい。

私の名前は○○(私の名)です」

 

 

スタッフはこの通り素直に

指示通り実行し、

昨日の結果となった。

 

その話を聞いた彼は

超不快な顔でその宿を出た。

 

 

その日車で帰りながら

2人で色々推測してみた。

 

 

「きっとあなたが寝ている間に

親指を盗まれて指紋認証

されたんじゃない?」

と私は推測した。

 

彼はただ不思議がって

気味悪がっていた。

 

 

「彼女・・特殊能力が

あるんだよね。

チラッと見ただけでも

長い数字とか覚えれるの。

だから暗証番号も

盗み見されていたかも」

彼はこんな見解だった。

 

 

 

そしてその日彼は家に帰り

彼女に問いただした。

 

 

すると彼女はあっさり認めた。

 

自分がやったこと。

メールを全て読んだこと。

暗証番号を知っていたこと。

 

彼は私に詳しく説明しなかったが

一悶着あったはずだろう。

 

 

とにかく彼女は彼のことが

大好きのようだった。

絶対離れたくない

と思っているようだ。

そのためには何でもする

という心境なのだろうか。

 

でもその一件で

彼の気持ちはより

彼女から離れていった。

度を超えたクレイジー女性だとでも

思ったのだろう。

 

でも

「このまま彼女と別れると

自殺されそう」と思っているようで

なかなか踏み込めない

という状況のようだった。

 

 

私は

「いつか私の方が笑顔で

彼女に刺されそうだな」と思っていた。

 

 

彼は彼女に対して

全く恋愛感情は残っていないようだった。

 

私はそれこそ

彼女にとって酷だと思ったが

彼は別れを切り出せずにいた。

 

それが今の私が振り返ると

アスペ男っぽい。

アスペ男は

「変化を嫌う」

 

急激な変化を起こしたくない

という彼側の心境も

影響していたのだと思う。

 

変化を起こしたら

今より悪くなるということを

イメージしやすいのが

アスペルガーなのだと思う。

 

なので

「もし自分が彼女を振って

彼女がどうにかなったらどうしよう」

という最悪のシナリオを

彼は描き続けていた。

 

私は気持ちがなくなって

別れを切り出すことに躊躇

したことがないので

彼の行動の意味が

さっぱりわからなかった。

 

 

結局この事件の後も

彼は半年以上、彼女と別れられずにいた。

 

そうしてこんな泥沼が

まだまだ続いてくのだった。

 

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最短の英語勉強法

自分の英語力を高めるため

いつもやっていること。

 

それはネットフリックスの

海外ドラマを観ること。

 

詳しくはこちらに書いた。

yukimimame.hatenablog.com

 

海外ドラマを見ていると

わからない単語に毎日出会う。

 

それをせっかくなので

これからこのブログに記録していこうと思う。

 

それは自分のためでもあるし

同じようにドラマや映画で

英語を勉強している人の足しになればと思う。

 

 

海外ドラマや映画は

日本人が書いた英語参考書より

断然楽しく勉強できる。

 

うそっぽい日本製参考書が嫌いだ。

 

綺麗事を書いた本の中に

スラングなど全く出てこない。

 

でも実際のドラマや映画、

そして現実世界では

スラングだらけの会話だ。

 

教科書や参考書で勉強し

いくら優等生だったとしても

現地に行くと全くついていけない。

 

こういった経験は

留学したり旅行した人なら

よくわかるだろう。

 

全員が綺麗な英語を話してくれる

というわけではなく

アクセントがきつかったり

なまった英語も多い。

 

そんななまり英語に

参考書のCDで触れることは皆無だ。

アナウンサーばりの綺麗な英語で

しかもゆっくり話してくれる。

 

そんな参考書だけで

もし英語ができるようになるなら

もう日本人はみんな

英語を話せているだろう。

 

 

 

高校生の時に留学し

英語が得意だったはずの私は

完全に打ちのめされた。

 

彼らが何を話しているのか

さっぱり検討もつかなかった。

一生懸命聞いても

なまっていて早くて

全く理解できなかった。

 

くやしかった。

学校で学んできたのはなんだったの。

16歳だった私は

日本の英語教育を恨んだ。

なんだ、役に立たないじゃないか!

と。

 

 

なので、生の英語に触れる以外

最短の英語勉強法はないと

今は確信している。

 

だからといって日本では

日頃から外国人と英語で話す

環境作りは誰もできないだろう。

 

外国人の彼氏彼女を作るか

外資系企業に入るしかない。

 

なぜなら日本は

他の国ほど多民族の国ではない。

周りを見回しても

ほとんどが日本人だろう。

 

そんな環境の中

生の英語に触れる機会が

乏しい日本人にとっては、

海外ドラマや映画を使って

英語を勉強することは効率がいい。

 

もっと英語を勉強する日本人皆が

生の英語に触れる重要性を

理解するべきだと思う。

 

これからそんな海外ドラマでの

英語勉強の楽しさを

伝えていきたいと思っている。

 

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アスペルガー男と恐怖の三角関係

アスペルガー夫とまだ付き合っていたころ、

まぁ、恋愛もこじれてそれはひどいものだった。

今から思えば、ザ・アスペルガー

 

今日は、アスペルガー男との恐怖交際体験について。

 

彼とは10年前一緒の職場で上司として知り合い、

またどんなご縁か、10年後に再会し一緒に働くことになった。

 

今回もまた、彼は私の上司となった。

 

 

働き始めたころの私は

彼を男性として見る気持ちは皆無だった。

 

彼は女性にまるで興味のなさそうな人だと思っていた。

周りも絶対、彼のことをゲイではないかとひそかに疑ってだろう。

 

恋愛とは程遠そうな人だと思い込んでいた。

それがいけなかった。

  

彼は自分が誘って入社した私を後輩としてとても可愛がってくれた。

 よく食事にも一緒に行き、熱心に相談に乗ってくれるいい人だった。

 

 

そうやって2,3ヶ月が経ったころ、びっくりなことが起きた。

 

また彼と食事に行き朝6時まではしごをして飲み明かした。

酔っ払った勢いで彼が私にキスをしてきた。

私はまさか彼がそんなことをする人なんて想像もつかなかったので

とにかく心からびっくり仰天した。

 

酔っ払ってただけかと思ったらそうではなかったようで、

また次の日もキスをされた。

後々に聞くと、その行動がアスペ男なりの「好意を伝える行動」

だったらしい。

 

超、わかりにくい。

 

行動でわかってね、というのがアスペ男の考え方のようだ。

 

でもその頃彼がアスペルガーだと知らない私には、

宇宙人としか思えない男だった。

 

と、そんな状態のままなんとなく私たちの関係は

「付き合ってるような」状態になった。

 

「付き合おう」とか「好きだ」とか

そんな言葉を待ってもみたが

結局言われなかった。

 

それもそのはず、アスペ男にできるはずはなかった。

 

「付き合う時は付き合おうといいましょう」

とか、本でも読んで勉強しておいてくれるといいんだけど。

彼らには「ふつう」とか「常識」というものが皆無だ。

 

そうやって「私たち、付き合っているんだろうな」

と思って過ごしていたある日仰天することがあった。

 

これもアスペ男ならしかねないことだと今なら思う。

 

 

 

私がある日勤務中に同じ職場の男性と話をしていた時。

私が彼とよく食事に行ってるという話をしていたら

その同僚から

「○○さん、〜さんと付き合ってるんでしょ

大丈夫なの?」と聞かれた。

 

「・・・は?彼女いるの??」

 

度肝を抜いてくれた。

 

うそでしょう。

 

彼は女に興味がないどころか、なんと二股をかけていた。

 

フツフツと怒りがわいてきた。

 

 

その夜彼に直接聞いた。

「彼女いるの??」

 

彼は

「まぁ・・いいじゃん!色々あるんだよ。

でももうすぐ終わるから」

と半分はぐらかしつつ認めた。

 

 

なんだこの意味のわからない人は・・

理解ができない。

全く理解ができない。

 

怒りが収まらなかった。

 

 

そう。これも今思うと、

アスペは人の気持ちがわからない。

この瞬間私を傷つけていることもわからない。

そして自分がわるいことをしている意識も0。

 

 

一般人の私は彼に色々問い詰めた。

するとこんな事実が判明した。

 

・彼女がいて7年間付き合っている

・6年同棲している

・もう上手くいっていなくて近々別れる

・彼女は精神不安定で自殺しかねないから時間が掛かる

 

といった内容。

 

 

「一体だれなの??」

と問いただすと同じ職場にいる女性だった。

 

そしてこれが、恐怖の

メロドラマの始まりだった。

 

それを聞いて

背筋が凍りそうになった。

 

というのも

つい先日職場内で

たいそう私に話しかけてくる

女性がいたのだが

それが彼女だったからだ。

 

 

彼女は私と違う部署だったが

突然ある日彼女が私へ向かってきた。

 

ニコニコと優しそうな様子で

「はじめまして!

綺麗な人がいるなと気になってて!

友達になりたいんです」と言ってきた。

 

あまり人を疑わない私は

言葉通り親切と受け取った。

よくわからないが

仲良くしてくれる人なんだなと思っていた。

私よりおそらく5,6個は上のスラリと綺麗な女性だった。

 

 

私がバカだった。

 

彼女は

私がいつも彼と食事に行っていると

知っていての行動だったのだ。

 

 

私はその時の会話を思い出し

さらに怖くなった。

 

 

その女性は私に色々な質問をした。

「どこから来たんですか〜?」

「彼はいるの〜?」

「子供は好き??私は大好き!」

「今度一緒に旅行に行こう!」

 

と、30分くらい立ち話をして

最後はなぜか一緒に旅行に誘われた。

 

一体どんな気持ちで

私を旅行に誘っていたのですか。

 

もし旅行に行ったら、崖から突き落とされでもしたのだろうか。

 

 

 その後、彼女の行動がエスカレートしてくる。

 

 

そんなメロドラマな出来事は

また次回書こうと思う。

 

XOXO

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もっと早く母に打ち明けてもよかった

 

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アスペルガー夫と結婚して1年2ヶ月が過ぎた。

 

つい最近も心の底から離婚しようかと思うことがあったが、なんとか順調だ。

 

夫がアスペルガーだと思われることをこの間、初めて母に打ち明けてみた。

 

母に心配を掛けたくなかった私は、このことを打ち明ける勇気をこれまで出せずにいた。

でも夫の話の流れでなんとなく言える空気を感じ、意を決してボソリと告白してみた。

 

夫のことをなぜか芸能人ばりに「ファンなの♡」と気に入っている母だったためさぞびっくりするかと思いきや、なんともびっくり、意外とすんなり受け入れてくれた。

 

それもそのはずだった。よく聞いてみれば、元からアスペルガーらしいと聞いていた孫以外にも、母の弟や親しい友人がこぞってアスペルガーの疑いがあるようなのだ。母はかなりアスペ免疫を持つ強者だった。

「いや実はさ〜、あの人もこの人もアスペルガーだと思うんだよね〜。」と色々な母の周りのアスペ該当者の話を聞き、たしかに詳しく聞くとその方々の症状はまさしくアスペルガーだった。

母はそんな環境の中かなり勉強したようで、アスペルガーの特性をよく理解し頭に入っていた。

 

夫について「でも、本当にアスペルガーなの?」と聞いてきたので、「うん、突然きれたり、全部忘れてたり・・」と色々例を挙げると、

「あー。うん、それはアスペルガーの症状だね」と、すんなり納得していた。

これまでこのようにアスペルガー関連の話を理解してくれた人が周りに居なかった私は拍子抜けし、ホッともした。実は母がそこまで理解してくれるとは意外だった。

 

母は続けてこう言った。「でもね、大丈夫だと思うよ。お母さん接してても、全く問題ないし、空気も読める人だから。だってお母さんファンだし。」

最後の内容はさて置いても、なんだか理解者が増えたようで心強かった。

母は強し。さすが年の功というものはあるようで、懐の深さというものだろうか。

打ち明けるまでは、孫もアスペルガーで、私の夫までアスペルガーと聞いたら動揺して母を悲しませるかと心配していたのだ。

 

私が「アスペルガーの天才的なところを伸ばしてくれたらいいなと思ってる」と言うと、「ほんとそうだよね!!天才だよね!S(孫)も絵がほんとに上手くってびっくりするよ〜」と、2人でアスペ話に花を咲かせた。

 

こういった理解者が身近にいるということは、世の中のアスペ夫に悩むカサンドラ症候群の妻の方々も心底望まれていることだろう。

なぜならアスペ夫に悩む配偶者にとって1番辛いのは、この苦しみを誰に説明してもイマイチわかってもらえないことだからと思う。

友人に言っても「あー、私の夫もそういうとこあるよ」と言われてしまう。

親に打ち明けても、普通の親なら「なにそれ?あなたの努力が足りないんじゃないの?もうちょっとがんばってみたら」なんて言われて絶望する。

 

アスペ夫以上に、妻が一番必死だ。アスペ夫は全く人生に困っていない。困っている人もいるだろうが、困っていない人が意外に多い。それより困っているのは妻なので、彼に理解を求められない。妻は自分しかわからない違和感や言いようのない辛さがあって、誰かわかる人に聞いてもらえるだけでどれだけ心が救われるだろう。

 

それでもひと昔前に比べたら恵まれているのだと思う。昔はインターネットもなく、アスペルガーなどという名前も存在していなくて、もし自分の夫がなにか変だと思っても自分を責めるしかなかったのだろう。

自分の努力が足りない、夫婦は頑張ってやっていくもの、我慢が必要、彼を選んだのは自分、など、色々な常識に阻まれてまさか夫が脳障害の一種で発達障害というものだなんてわかる術もなかった。

 

そう考えると、今この時代にあっては、インターネットでなんでも調べ、人と交流することができる。

こういったブログなどで他の人のアスペルガー夫婦生活事情も共有できる。そういった環境は多いに活用し、乗り越えられるところは乗り越え、諦めるところは諦める。そんな新時代の対処法をしていく必要性を感じている。

 

私もまだまだアスペ夫の扱いに大苦戦中。信頼できる先輩方のブログや情報などを得つつ、上手に自分の精神面もケアしながらやっていこうと思っている。

 

アスペに有効なサプリなどもあるようなので、それらもこれから使用して情報共有していく予定だ。

 

余談だが、「ナイアシン」というサプリをiherbで買って今日届いた。早速使ってみたのだが、その使用状況を近々アップしようと思っている。アスペルガーにも効くそうなので、早速今日夫が帰って来たら飲んでもらおうと思う。

 

アスペルガー夫との付き合い方は、情報戦のところもあるように感じている今日この頃。彼とうまくやっていけるよう、栄養の知識や心理学なども駆使しながらトライアンドエラーを繰り返していこうと思っている。

 

益々勉学に勤しみます。