【本当の救済対象】人気No.1記事とアスペルガー妻の心の叫び
仕事が多忙を極めてしばらくブログをお休みしていました。
これからまた少し落ち着きそうなので、改めてブログを書いていきたいと思っています。
人気No.1記事について
久々にブログ管理画面を開いてびっくりしたことが一つ。
それは、とある意外な過去記事がかなり読まれているということ。
その記事がこちら。
検索ワードは、「アスペルガー 夫 特徴」だそうだ。
皆、夫がアスペルガーかどうか、またアスペルガーだとしたらどんな特徴なのか、そんなことを探されていらっしゃるのだろうか。
このことに関係して、私は下記の仮説を立てている。
アスペルガーやADHDなどの発達障害の本人もある程度の「生きづらさ」や「日常生活における支障」を感じて生きていらっしゃる方は多いだろうが、それ以上に救いの手を求めているのはその「配偶者」である。
アスペルガーに関しては、女性より男性の方が4倍多くいると言われている。つまり、夫婦においては妻がアスペルガー夫を持つパターンが非常に多い。
私と同じように、アスペルガー夫の家庭での行動、言動に悩み、苦しんでいる方は相当数いらっしゃると思う。
ただ、私がアスペルガー夫を見てていつも思うこと。それは、本人は全く困っていない。
ではだれが困っているか。それは紛れもなく、妻である・・
私!!!
と声高らかに叫ばせていただきたい。
NHKハートネットという福祉情報番組のサイトがある。そのサイト「みんなの声」という、人々が体験や意見を書き込めるページがある。
そこには障害や精神疾患、依存症など様々なスレッドがあるが、びっくりすることは、その中の「カサンドラ症候群」のスレッド書き込みが異様に多いこと。
その書き込み数なんと808件。
他スレッドが100件未満のものが多く、かなり多くても300〜400件程度なのに、
カサンドラ症候群を訴える人々の書き込みが倍以上と、明らかに多すぎる。
しかも、すこし読んでいただくとわかるが、皆さんの書き込み内容が深刻である。
カサンドラ症候群とはなに?と思われた方はこちらをご覧ください。
個人的な考察だが、アスペルガーなどの発達障害者はなんらかの特別な能力を持っている方が多く、その能力を発揮できる環境にさえ身をおけば、本人は果てしのない賞賛と尊敬を浴びてなんら問題なく生きることができる。
むしろ、一般人では成し得ないほど成功し、富と名声を得ることができる。
一方深刻なのは、その発達障害者を配偶者に持つ妻(夫)である。
彼らは例外なく苦境に立たされ、解決の糸口が見つからず、抱え込み、悩み、そしてそれがついにはカサンドラ症候群という心身の不調となって弱り切ってしまう。
しかも現状は他国より国内における理解がなく、国としての意識も低いため対処法もままならず、助けてもらう方法もわからず、自分のせいだと思い込み、孤独に苛まれる。
そうして生まれるのが「カサンドラ症候群」という心身の変調が生まれる。
私は自分がその立場に立って初めてわかったが、
アスペルガー・ADHDの妻・夫の方が明らかに本人より困っているということ。
そして、救いを求めているということ。
今の私には、自分の家庭でのアスペルガー夫とのやりとりを発信するぐらいしかできることはない。
それでも、救いを求めて家庭で孤独感に感じる方々へ向け、少しでもなにか役に立つことを書いていきたいと思っている。
自分がこの立場だから言えることがあると思う。
孤独を感じてどうしようもなく行き詰まっている方へ
「一人じゃないですよ」
と、お伝えしたい。
私も毎日泣いて怒って、どうすればよいかわからずもがき苦しんでいる。
それでも、同じ境遇の方に出会えば、私も心がラクになるように感じる。
必要な方へ、どうか届けたい。
そんな思いで、またブログを少しずつ更新していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。