ほんきっき

アスペルガー夫に悶絶する新妻のほんきにっき

結婚後1年間で蓄積した13個のアスペルガー夫への怒りリスト

現在、アスペルガー夫と喧嘩中だ。

家庭内、ザ・冷戦状態。

 

 

これをきっかけに、私の彼に対する怒りを、冷静にリスト化して分析してみることにする。

 

なぜなら、常に色々なことに不満があるため

怒りの根源が多く複雑になってきたからだ。

 

 

結婚して1年2ヶ月。

アスペルガー夫への怒りをざっくばらんにリスト化すると、下記の13個になった。

 

 

私と同じようにアスペルガー夫を持つ妻の方も

多くの項目を共有しているのではないだろうか。

 

 

 

<13個のアスペルガー夫への怒りリスト>

 

1. 自己中心的

 a. 自分のしたいことしかしない

 b. 自分の食べたいものしか食べない

 c. 自分の行きたい所しか行かない

 d. 自分がしてよいことも相手がするのは嫌

 e. 自分中心に地球が回っていると思っている

 

2. 気分屋

 a. 仕事が不調だと家で無言になる

 b. 仕事が順調だとエンドレスに話す

 c. ストレスを溜めていると家で当たる

 

3. 計画的に行動できない

 a. 旅行計画などは全て人(妻)任せ

 b. 任せても文句はしっかり言う

 c. なんでもいいと言うがなんでもよくない

 d. どこでもいいと言うがどこでもよくない

 

4. 感謝の気持ちがない

 a. 「ありがとう」が言えない

 b. やってくれて当たり前と思っている

 c. 人(妻)を褒めることができない

 

5. 文句が多い

 a. 思った文句はすぐ口に出す

 b. 無神経な言い方で人を傷つける

 c. マイナスの言葉を常にかける

 

6. 文句を言われることは耐えられない

 a. 批判されるとキレる

 b. 批判されると耳をふさぐ

 c. 批判されると無言になる

 d. 批判されると逃げる

 

7. コミュニケーションがとれない

 a. 話を聞いていない

 b. 話を忘れている

 c. 話しかけても返事がない

 d. 意見を聞いても返ってこない

 

8. キレる

 a. 感情を抑えられない

 b. 責められることに耐えられない

 c. 仕事では抑えられるが家庭で爆発する

 d. キレたが最後恐怖を感じる程発狂する

 

9. 謝れない

 a. 悪いところを指摘されると逆ギレする

 b. 俺は謝らないと公言する

 c. そもそも俺は悪くないと思っている

 d. 相手(妻)が悪いと責任転嫁する

 

10. 被害者意識が激しい

 a. 馬鹿にされたとすぐ感じて怒る

 b. 怒られている自分は被害者だと思っている

 c. 悪いのは自分ではなく相手だと思っている

 

11. 甘える/わがまま

 a. 家庭では甘えていいと勘違いしている

 b. 職場は外の顔、家で本性を出す

 c. 家ではわがままな自分でいいと思っている

 d. 妻には気を遣わなくていいと思っている

 

12. 主婦は家のことを全てするものと思っている

 a. 掃除洗濯ができていないと指摘をする

 b. 埃がたまっている箇所を報告してくる

 c. 汚れている箇所を報告してくる

 d. 容赦なく散らかす

 e. 外泊することを極端に嫌がる

 

13. 子供っぽい

 a. 好き嫌いが多い

 b. お風呂に入るのを渋る

 c. 床で寝る

 d. 夜更かしする

 e. 朝寝坊する

 

 

 

 

以上、13項目。

もっとある気もするが、キリがなさそう。

パッと思いついたものだけでもこれだけある。

 

 

 

現在夫と喧嘩している内容は、

夫の休みに合わせて出かけた2日前のこと。

 

その日上記リストにおいて、どれで私が怒ったか。

よく考えて書き出すと、

「1, 2, 3, 6, 7, 8, 9, 10」

実に8項目だった。

 

たった1日の間でこの8項目をする夫に

私は怒った。耐えきれず。

 

 

 

シチュエーションはこんな感じだった。

 

 

その日、ちょっとした遠出をしたのだが

夫は「どこでもいい」と言いながらも

私の計画には文句を付けた。

私にさんざん計画させておき、

結局最後は自分の行きたいところを言い出した。

そうして直前に行き先を自分で決めた割には

後の計画は妻任せにした。

「どこ行くことにしたの?」

「何たべるの?」「何するの?」と妻に聞き続ける。

「俺は運転があるから」と全く考えようとしない。

 

「ここはどう?」と妻が提案すると毎回無言。

人の話は基本聞いていない。

提案されていることすらもはや気づいておらず、

ひたすら「何するの」と更に無神経に聞き続ける。

彼にヒットする提案があると、

初めて彼の耳に聞こえるようになっているようだ。

 

 

このシチュエーションは初めてではなく、

毎回のため私はかなりイライラを募らせていた。

 

 

そして今回ようやく彼にそれを止めるよう指摘した。

「こうこうで、こんなところは本当に嫌だ」

と説明する。

 

そうすると今度は、彼が聞かないモードに入る。

自分を批判する声は全てシャットダウンする。

 

私はその態度に更にイライラを募らせた。

 

だが何度も言い続け、指摘を続ける。

 

そうすると彼は批判に耐えきれずついにキレる。

 

「あー!!!めんどくさ!!!!」

「ほんとめんどくさくなってきた!!」

と大声で叫び出し、ヤカンが沸いた発狂モードへ。

 

こうなると手がつけられない。

彼の発狂モードが収まるまで待つ必要が出る。

この時に更に話をかぶせると大変な惨事になり

血みどろの争いとなる。

それも経験済みのため、

ここはこちらも沈黙モードで対抗する。

 

 

そうして、毎回こうやって話を聞かずキレる夫に

いよいよ妻は心からうんざりして今に至る。

 

 

 

今の状況はこんな感じである。

 

このパターン、たった1年間でも死ぬほどある。

いい加減にしろよ、この人でなしめ。

こちらもいよいよ徹底抗戦の構え。

 

 

 

彼が

・妻の話を聞ける夫

になり

・キレない夫

になるよう、

根気強い教育体制が必要だと感じている。

 

こうして、

まだまだ、アスペルガー夫との戦いは続く。

 

 

 

ここに記しておこう。

 

 

私の目標は、

10年後に、上記の「怒りリスト」を見返して、

「あぁ、10年前はこんなことで怒ってたのね」

と思える状態になっていること。

 

このリスト一つ一つに

地道になんらかの対応策を講じて、

10年後にはそれが怒りではなく

うまくコントロールされた彼の特性として

ただ存在しているものにしたい。

 

 

そのためのリストだと思っている。

 

 

何年も先に、過去を振り返った時には

これらの大きかった出来事が石ころのように

なんでもないものに見えていますように。

 

 

 

そんな希望を持って、

イバラの道をこれからもずんずん

突き進んでいこうと思う。

 

 

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